『ハッピー・フライト』(2008)期待していなかっただけに、レベルの高さにびっくり!
先日、近所のツタヤで新作映画を借りていて、河瀬直美監督の『七夜待』と『ワールド・オブ・ライズ』はすぐに決まって、残り一本を借りると3本になり、3本借りると一泊分サービスになるので、ついで借りしたのがこの『ハッピー・フライト』のDVDでした。
矢口史靖監督作品で、これまでにぼくが見たのは『ウォーターボーイズ』『スウィング・ガールズ』のみで、よく出来た作品を撮る監督だなあという程度の認識しかありませんでしたので、今回もとくに期待していたという類ではありませんでした。
また、内容自体がホノルル行きのジャンボ機にバード・ストライクによる故障が起こり、台風の目を突いて、離着した羽田空港まで戻っていくというお話なので、とても地味で映画になりにくいストーリーでした。それを上質なサスペンスフルなコメディ映画に仕上げられているのを見て、かなりびっくりしました。
収まりすぎにも見えますが、いい意味で期待を大きく裏切ってくれました。見て爽快というほどまではいきませんでしたが、ANAのタイアップを得るために必要なギリギリ最大限の描写制限のなかで、上手く纏め上げています。飛行機を離陸させるために、これだけ多くの空港スタッフが笑える文句やブラックな愚痴を言いながら、なんとか定時に間に合わそうとしている、その強迫観念が一番印象に残りました。
なかでも離陸しようとしている飛行機に向かって、「かえってくるなよ~!」とか笑いながら言ってるシーン、自分の機内アナウンスに酔ってしまったパイロットに無線で「電波を独り占めしないように!」と釘を刺すシーン、整備士に「定時で飛べないようなら、細かいところは放っておけ!」と言い放つシーンなどはブラックで笑えました。
これだけをみると、「なんだ?安全よりスケジュールか?」などと嫌味を言うひともいるでしょうが、いざ飛行機に乗ったら、そういうことを言うひとに限って「早くしろ!」とかわがままをいいまくったり、「どうしてくれるんだよお!」とか平気で恫喝するやつなのはないでしょうか。穿った見方をすれば、少々のことでは墜ちないからゴチャゴチャ言うなということでしょうか。
日本などはまあ、しっかりとやっているほうではないでしょうか。外国に行けば、「これ、ほんまにちゃんと飛ぶんやろか?」と不安になる飛行機がたくさん飛んでいます。全日空も日航も座席は綺麗ですし、サービスは良いほうです。アメリカやその他外国に行ったら、どうみてもわれわれ黄色人種を下に見ている応対をされることなどしょっちゅうでしたし、なんかいおうにもケンカできるほどの英語力はないので、どうしても我慢の子になってしまう。
それから思うと、日本語が通じる喜びがあるのだから、ちょっとぐらいのことで騒ぐんじゃねえと言いたい馬鹿客があまりにも多い。接客業は「言いなりになります」業ではありません。建前ではいまだに「お客様は神様です」のような昭和の価値を押し付けようとしますが、サービスを受ける側の自分たちの態度は退化し続けているのが現実でしょう。どこへ行っても平気でゴミを散らかす。
公共の場所である交通機関に無造作に捨てられる吸殻やマクドナルドの紙バック(あれは臭くて大嫌い!)、憩いの場であるはずの公園や海岸に平気で捨てられるゴミ、マナーの悪い釣り好きのアホどもの残した釣り針や仕掛けのせいで傷つく鳥たち…。本当にきりがない。
映画に戻ります。ストーリーの軸としては操縦士のエピソード、CAのエピソード、地上勤務のエピソード、管制室やコントロール室、そして整備士のエピソードを上手く挟み込みながら、それぞれの人生模様を軽快に描いていて、好感が持てる作品でした。うまく多くの人々をさばいています。きれいに人々を描き分ける手腕はさすが、矢口監督だなあと再認識させてくれます。職業的になっているきらいもありますが、彼の手腕は確かです。新鮮さを期待する向きにはどうかと思いますが、安定感はそれよりも重要でしょう。
キャストでは田辺誠一、寺島しのぶ、田畑智子、岸部一徳、吹石一恵、そして最近の邦画によく出てくる綾瀬はるかが持ち味を出しています。とりわけ田辺誠一が演じた副操縦士はとぼけていて、良い味を出しています。また、この映画での綾瀬はるかはそんなに目立つほうではなかったような気もしますが、『マジック・アワー』『僕の彼女はサイボーグ』での彼女よりも、より「素」の魅力が出ていたように思えました。
映画自体にはちょっと硬いかなと思う場面もありましたが、何でも茶化せばよいというわけではないので、これくらいのノリで描いているほうが、リアリティがあるように思えました。CA業務もここで描かれるのはクレーマーへの対応だったり、爺さんが吐いたゲロを処理したり、修学旅行の馬鹿ガキへの対応だったりと、ツライ眼に合うシーンばかりで華やかさとはあまり縁がありません。
空港見学に来ているガキどもがまた最悪で、「工具一つでも無くなると、探し出すまで帰れない」と空港職員が説明しているにもかかわらず、工具を盗み出し、しかも帰りの観光バスのシートを工具で破壊して喜んでいる馬鹿ガキの描写もあります。体罰は駄目とか言う人もいますが、言って分からない馬鹿には必要なのではないでしょうか。
脱線しまくっていますが、映画としては航空機が墜ちるかもしれないという緊張状態とは対照的な綾瀬はるかや田畑智子を中心にした、のほほんとしたのんびり感が絶妙で、彼女らのコメディエンヌとしての適正を感じさせてくれました。緊張溢れるコックピットでも田辺誠一と時任三郎の何気ない会話にクスッとくる要素が多々あり、とかくジメジメしがちな邦画の中では珍しい楽しみがありました。
これこそが矢口監督の力量なのでしょう。軽快な作品を描く監督って、人気は出ても、なかなかうるさ型のファンや関係者から評価を得にくいのでしょうが、彼はもっと評価されるべきでしょう。シリアスな作品を作るのも才能ですが、劇場に観に行った観客を幸せにして帰らせてくれる才能は貴重です。
総合評価 80点
矢口史靖監督作品で、これまでにぼくが見たのは『ウォーターボーイズ』『スウィング・ガールズ』のみで、よく出来た作品を撮る監督だなあという程度の認識しかありませんでしたので、今回もとくに期待していたという類ではありませんでした。
また、内容自体がホノルル行きのジャンボ機にバード・ストライクによる故障が起こり、台風の目を突いて、離着した羽田空港まで戻っていくというお話なので、とても地味で映画になりにくいストーリーでした。それを上質なサスペンスフルなコメディ映画に仕上げられているのを見て、かなりびっくりしました。
収まりすぎにも見えますが、いい意味で期待を大きく裏切ってくれました。見て爽快というほどまではいきませんでしたが、ANAのタイアップを得るために必要なギリギリ最大限の描写制限のなかで、上手く纏め上げています。飛行機を離陸させるために、これだけ多くの空港スタッフが笑える文句やブラックな愚痴を言いながら、なんとか定時に間に合わそうとしている、その強迫観念が一番印象に残りました。
なかでも離陸しようとしている飛行機に向かって、「かえってくるなよ~!」とか笑いながら言ってるシーン、自分の機内アナウンスに酔ってしまったパイロットに無線で「電波を独り占めしないように!」と釘を刺すシーン、整備士に「定時で飛べないようなら、細かいところは放っておけ!」と言い放つシーンなどはブラックで笑えました。
これだけをみると、「なんだ?安全よりスケジュールか?」などと嫌味を言うひともいるでしょうが、いざ飛行機に乗ったら、そういうことを言うひとに限って「早くしろ!」とかわがままをいいまくったり、「どうしてくれるんだよお!」とか平気で恫喝するやつなのはないでしょうか。穿った見方をすれば、少々のことでは墜ちないからゴチャゴチャ言うなということでしょうか。
日本などはまあ、しっかりとやっているほうではないでしょうか。外国に行けば、「これ、ほんまにちゃんと飛ぶんやろか?」と不安になる飛行機がたくさん飛んでいます。全日空も日航も座席は綺麗ですし、サービスは良いほうです。アメリカやその他外国に行ったら、どうみてもわれわれ黄色人種を下に見ている応対をされることなどしょっちゅうでしたし、なんかいおうにもケンカできるほどの英語力はないので、どうしても我慢の子になってしまう。
それから思うと、日本語が通じる喜びがあるのだから、ちょっとぐらいのことで騒ぐんじゃねえと言いたい馬鹿客があまりにも多い。接客業は「言いなりになります」業ではありません。建前ではいまだに「お客様は神様です」のような昭和の価値を押し付けようとしますが、サービスを受ける側の自分たちの態度は退化し続けているのが現実でしょう。どこへ行っても平気でゴミを散らかす。
公共の場所である交通機関に無造作に捨てられる吸殻やマクドナルドの紙バック(あれは臭くて大嫌い!)、憩いの場であるはずの公園や海岸に平気で捨てられるゴミ、マナーの悪い釣り好きのアホどもの残した釣り針や仕掛けのせいで傷つく鳥たち…。本当にきりがない。
映画に戻ります。ストーリーの軸としては操縦士のエピソード、CAのエピソード、地上勤務のエピソード、管制室やコントロール室、そして整備士のエピソードを上手く挟み込みながら、それぞれの人生模様を軽快に描いていて、好感が持てる作品でした。うまく多くの人々をさばいています。きれいに人々を描き分ける手腕はさすが、矢口監督だなあと再認識させてくれます。職業的になっているきらいもありますが、彼の手腕は確かです。新鮮さを期待する向きにはどうかと思いますが、安定感はそれよりも重要でしょう。
キャストでは田辺誠一、寺島しのぶ、田畑智子、岸部一徳、吹石一恵、そして最近の邦画によく出てくる綾瀬はるかが持ち味を出しています。とりわけ田辺誠一が演じた副操縦士はとぼけていて、良い味を出しています。また、この映画での綾瀬はるかはそんなに目立つほうではなかったような気もしますが、『マジック・アワー』『僕の彼女はサイボーグ』での彼女よりも、より「素」の魅力が出ていたように思えました。
映画自体にはちょっと硬いかなと思う場面もありましたが、何でも茶化せばよいというわけではないので、これくらいのノリで描いているほうが、リアリティがあるように思えました。CA業務もここで描かれるのはクレーマーへの対応だったり、爺さんが吐いたゲロを処理したり、修学旅行の馬鹿ガキへの対応だったりと、ツライ眼に合うシーンばかりで華やかさとはあまり縁がありません。
空港見学に来ているガキどもがまた最悪で、「工具一つでも無くなると、探し出すまで帰れない」と空港職員が説明しているにもかかわらず、工具を盗み出し、しかも帰りの観光バスのシートを工具で破壊して喜んでいる馬鹿ガキの描写もあります。体罰は駄目とか言う人もいますが、言って分からない馬鹿には必要なのではないでしょうか。
脱線しまくっていますが、映画としては航空機が墜ちるかもしれないという緊張状態とは対照的な綾瀬はるかや田畑智子を中心にした、のほほんとしたのんびり感が絶妙で、彼女らのコメディエンヌとしての適正を感じさせてくれました。緊張溢れるコックピットでも田辺誠一と時任三郎の何気ない会話にクスッとくる要素が多々あり、とかくジメジメしがちな邦画の中では珍しい楽しみがありました。
これこそが矢口監督の力量なのでしょう。軽快な作品を描く監督って、人気は出ても、なかなかうるさ型のファンや関係者から評価を得にくいのでしょうが、彼はもっと評価されるべきでしょう。シリアスな作品を作るのも才能ですが、劇場に観に行った観客を幸せにして帰らせてくれる才能は貴重です。
総合評価 80点
ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]
東宝
2009-05-22
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仕事とは? サービス ...
さぁ、肩の力を抜いて ...
リアルさはありました ...

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この記事へのコメント
近年邦画は問題作ぶった作品に良いものができたためしなく(ちと大げさ)、寧ろこうした純娯楽作にバランスのとれた優秀な作品が多いような気がします。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」で僕はすっかり矢口監督は気に入ってしまいました。
場面の繋ぎの呼吸が良いんですよ。
で、同じくらいに出来ていれば良いかなと臨んだところ、中身の充実度から言えば大分上で、非常に楽しませてくれましたね。
空港の運営というものがよく解ったのも収穫!
終盤のパニック場面もかなり本格的で楽しめました。
>馬鹿客
サーヴィス業は提供する方は通常低姿勢になりますが、受ける方も謙虚にありたいですね。
サーヴィス業ではないですが、医師・看護婦も患者も謙虚たれ、と思います。
>体罰は駄目とか言う人もいますが
怪我をさせない範囲で必要だと思います。
僕らの頃は軽い体罰は残っていましたなあ。
矢口監督作品はもっともっと評価されて良いですよね。映画としての完成度が高く、ストーリー展開も軽妙で、俳優たちの魅力も引き出しています。
今度は作風を変えて、シリアス物かホラー物を撮った彼の作品も観たいですよ。
空港業務の裏方の様子などについてはおっしゃるとおりで、『スチュワーデス物語』などとは比べものにはならないリアルさとカラッとした笑いが絶妙でした。次回作にも大いに期待したいところです。
ではまた!
>CA業務もここで描かれるのはクレーマーへの対応
一見温厚に見える人がキレたり・・・
まあ、その男も仕事してる時と違ってスイッチがオフの状態ですからね飛行機代も高いし
>『スウィング・ガールズ』
これも面白い映画でした
今年もよろしくお願い致します
明けまして、おめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
>クレーマー
お店や施設で横柄な態度を取ったりする人は女性に嫌われますし、横柄な態度を取る女だったら、ぼくも付き合いたくないですよ。
他人を攻撃する人には同じことではなくとも、同じ大きさのトラブルが巡り巡って回ってくると思います。
ではまた!
大学の2018年問題。
今、ネットで見ました
今更ながら、少子化問題がんばれ若者達結婚に子作り。
>同じ大きさのトラブルが巡り巡って回ってくる
そうなんですよ誰かが意外なところで見ているし・・・。
>綾瀬はるか
正面から見た顔と横顔のイメージが違う美女
少子化と高齢化を生かすにはまずはロボット技術を高め、労働力としてのターミネーターみたいなのを大量生産するくらいに発展させないと苦しいでしょうねww
あとは70歳定年と“老人”の定義を70歳にすると、65歳も中年の仲間入りですwww
すると年金をもらうのは10年くらいになりますので、国の負担も減るかもしれません。
じたばたしてもしょうがないので、老後の必要額を得るために何をするべきかを各自で考えること、生産性を上げることでしょうか。
ではまた!
気持ちも若くいられます。その方がいいかも
>生産性を上げることでしょうか。
AIの問題も。
>田畑智子
そして平岩紙
人生100年時代なわけですから、戦後に構築したルールでは間に合わないのは先進国共通の問題ですし、政治家もなかなか踏み込めない領域でしょう。
ただこのままではダメでしょうから、勇気ある政府から年金は貧困層のみのセイフティ・ネットで支給は72歳からで現金ではなくフードスタンプとかで支給するとかに改めるべきでしょう。
逆に富裕層にはその見返りとして所得税を半分以下に低減するとかの処置を取るとかすれば、案外皆損得で考えると得する人も出てくるかもしれません。
>平岩紙
この人とそっくりの娘がいまして、見るたびにファブリーズを思い出しますww
ではまた!
用心棒教授が、彼女の旦那の曲で一番好きなのは?
>見るたびにファブリーズを思い出しますww
そこから、どんな思いに発展しますか?
一緒に映画を見たいとか
>人生100年時代
今は、死ぬのは80代か?50代か?
そのうち100代か?そしてもう一方は50代のままか?
そんなもんでしょう
>72歳からで現金ではなくフードスタンプ
僕もその方法で食糧を頂きたいです
>旦那
ぼくが福山氏をはじめて認識したのは1992年くらいに聴いたオールナイトニッポンの二部放送でした。そのとき彼がリリースしていたのが『Good night』でスローテンポの良い曲だなあと思っていまして、ずっと好きです。
あとはドラマ『ガリレオ』のテーマ曲ですかねww
>一緒に
笑ってしまうだけで、特には感情はなかったですww
>100年
まあ、ぼくは70くらいまで生きれたら、いつ死んでもオッケーですよw
ただ知り合いたちはみな「そんなん言っていても、結婚して子供出来たらぜったい変わるよ!」と言っていますw
>食料
とりあえず衣食住が定まれば、人間はそう大きな不満もなく生きていけますねw
ではまた!
そう思います。
用心棒教授が名誉教授になるかも
博学に加えて、男女の仲、子育て・・・etc.
幅が広がるでしょうな
>『Good night』
なるほど確かに良い曲です。
>とりあえず衣食住が定まれば、人間はそう大きな不満もなく生きていけますねw
そして満ち足りたと思ったら、さらに欲しがる。
それが人間
仲の良いオバちゃん社員にその話をしたら、「その代わり、ゆったり生活は終わって、死ぬまで働かなきゃいかんよww」と悪い笑顔で言われましたww
女性ならともかく、ぼくらはなかなか福山を支持するのは難しいですが、ぼくは昔からラジオで聞いていたこともありますので嫌いではありません。
>人間
厄介ですねえwww
ではまた!
彼の曲「Heart」は僕が大好きな曲です
「ずっと探してた 君を探してた」
常盤貴子との共演ドラマ「めぐり逢い」の主題歌。
>死ぬまで働かなきゃいかんよww
やっぱり用心棒教授は独身生活で、可愛い娘たちに囲まれるパラダイスが向いていますよいいねー
>田畑智子
美人とは言えないけど(失礼)人気がある彼女
>独身
まあ、気楽ではありますよw
>田畑
昔と違って、女優も個性的な人が増えてきていますし、顔だけで主演とかも無くなってきていますね。
ではまた!